カイリーやフルツらをクライアントに持つ『Roc Nation Sports』と契約
4月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ロンゾ・ボール(ニューオリンズ・ペリカンズ)、ラメロ・ボール(今季途中までNBLイラワラ・ホークスでプレー)、そしてオクラホマシティ・サンダー傘下のGリーグチーム、オクラホマシティ・ブルーに所属するリアンジェロ・ボールが、兄弟そろって同じエージェント会社と契約したことが明らかとなった。
ボール兄弟が契約したのは、ラッパー兼ビジネスマンとして活動するJay-Zが2013年に立ち上げた『Roc Nation Sports』。ラメロのマネージャーを務めるジャーメイン・ジャクソン(元トロント・ラプターズほか)は「これは家族としての決断だった。彼らにはJay-Zと共に美しいプランがある。今新たな何かを作りだそうとしているんだ」と『ESPN』へ話し、こう続けている。
「我々はいくつかのエージェントと話してきたが、(ボール家族が)『Roc Nation Sports』にいい感触を得ていたんだ。俺はニューヨーク・ニックスでプレーしていた頃からJay-Zのことは知ってる。彼らも(Jay-Zに)魅力を感じたんだと思う。彼はグローバルな存在だからね」。
今後、ボール兄弟のエージェントを務めるのは、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)やマーケル・フルツ(オーランド・マジック)、ダニー・グリーン(ロサンゼルス・レイカーズ)らの代理人を務めるレイモンド・ブラザーズになるという。
この『Roc Nation Sports』は、カイリー・アービング(ネッツ)やデニス・スミスJr.(ニックス)、ジャスティス・ウィンズロウ(メンフィス・グリズリーズ)など、多くのNBA選手の代理人を務めている。
今年のドラフトで上位指名が確実視されているラメロにとっても、心強い存在となりそうだ。