5月21日(現地時間20日、日付は以下同)。現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とサム・アミック記者が、NBAのシーズン再開に向けた現状を報じた。
アダム・シルバー コミッショナーは13日、今季の再開に関する決断を2~4週間以内に決断する旨をオーナー陣に伝えていたのだが、ここにきて進展があったようだ。
同メディアによると、選手たちは6月中旬にはチームとしてトレーニングキャンプを行い、7月中旬に試合が再開されるのが最も有力なシナリオ。開催地に関しては、候補として挙がっていたネバダ州ラスベガス、テキサス州ヒューストンではなく、フロリダ州オーランドが最有力候補だという。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエグゼクティブチェアマンを務めるボブ・アイガーは、4月18日に行われたリモート会議にも出席。シルバー コミッショナー、そしてNBA選手会(NBPA)の代表を務めるクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)と良好な関係を築いており、オーランドでシーズン再開というのが有力となった。
なお、今月に入ってデンバー・ナゲッツ、クリーブランド・キャバリアーズ、ポートランド・トレイルブレイザーズのトレーニング施設が解禁。さらにヒューストン・ロケッツが19日からトレーニング施設を解禁するとダリル・モーリーGM(ゼネラルマネージャー)がツイッターで発信。ロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズも施設におけるワークアウト解禁と複数の現地メディアが報じており、シーズン再開に向けて着々と進んでいるようだ。