2020.04.28

NBAが一部チームのトレーニング施設開放は早くても日本時間5月9日以降と通達

NBAコミッショナー、アダム・シルバーは5月以降に今後について発表する見込みだ[写真]=Getty Images
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 4月28日(現地時間27日、日付は以下同)、NBAは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、これまで自宅待機要請されてきた都市の一部が、今後解除されることを受けて、個人としての練習解禁日が早くても5月9日になると全30チームへ通達した。

 そのため、27日に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がリーグの情報筋による情報として報じた解禁日(5月2日)を、NBA側が1週間延長した形となった。NBA側は新型コロナウイルスのパンデミックを引き続き監視しており、解禁日を引き伸ばす可能性もあるという。

 1週間延長した理由として、NBAは外出制限が緩和された地域のチームに所属する選手たちが個人としてチームのトレーニング施設でワークアウトやトリートメント(治療)を行うことができる反面、まだ緩和されていない地域のチームに所属する選手たちが同等のトレーニングを行うことが可能な選択肢を検討するための期間を確保したからだと各チームへ伝えている。

 今後の方向性について、アダム・シルバー コミッショナーは5月以降に何らかの情報を発信する見込みだが、まだ不透明な部分が多いというのが現状のようだ。