ケビン・デュラントがプロサッカーリーグMLSに所属するクラブの少数株を購入

NBAチームのオーナーになることを目標に掲げるデュラント[写真]=Getty Images

NBAチームのオーナーになることを目標に掲げるKDの“ウォームアップ”か

 6月5日(現地時間4日、日付は以下同)。『Sports Business Daily』はブルックリン・ネッツのスーパースター、KDことケビン・デュラントがビジネスマンとしての幅をさらに広げたと報じた。

 同メディアによると、デュラントはアメリカとカナダのクラブが参入するプロサッカーリーグ、MLSのフィラデルフィア・ユニオンの少数株(1パーセントから5パーセント)を購入したという。

 これまでデュラントは、MLSに所属するクラブの株を購入することに関心を示しており、地元ワシントンD.C.を本拠地に置くD.C.ユナイテッドの株を購入しようとしていたと報じており、ここでようやくMLSのクラブの少数株を手にすることとなった。

 もっとも、今回デュラントがフィラデルフィア・ユニオンの少数株を購入したのは、自身が掲げる目標に向けた“ウォームアップ”というのが大方の予想。

 というのは、2019年12月11日に『Forbes』へ掲載された記事の中で、デュラントは「俺はNBAチームを所有し、運営していきたい。毎日運営して、リーグを超えて若い選手たちへインパクトを与えたいんだ」と語っていたからだ。

 プロバスケットボールプレーヤーとして、デュラントはリーグ屈指の選手としての地位を確立しているものの、ビジネスマンとしての顔も持ち、将来の目標を設定して活動しているということなのだろう。

 今後、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)がシャーロット・ホーネッツの筆頭オーナーを務めるように、デュラントがどこかのチームでオーナーになる日が訪れるのかもしれない。

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