6月19日(現地時間18日、日付は以下同)。NBAの下部リーグ、Gリーグが今シーズンの新人王にメイン・レッドクローズのトレモント・ウォーターズを選出したと発表した。
ルイジアナ・ステイト大学出身のウォーターズは、2019年のドラフト2巡目全体51位でボストン・セルティックスから指名され、同年7月26日に2ウェイ契約を結んだ178センチ79キロのポイントガード。
ウォーターズはセルティックス傘下のGリーグチーム、レッドクローズで36試合に出場し、平均33.8分18.0得点3.2リバウンド7.3アシスト2.0スティールを記録。昨年11月に月間最優秀選手に選ばれたほか、今年2月11日には今季前半戦における“オールGリーグチーム”にも選ばれた。
2ウェイ契約を結ぶウォーターズは、セルティックスの一員として10試合、NBAのコートに立ち、平均8.9分3.3得点1.2アシストをマーク。NBAデビュー戦となった昨年11月26日のサクラメント・キングス戦では、19分43秒に出場して7得点2リバウンド3アシスト1スティール2ブロックとマルチな活躍で勝利に貢献。
セルティックスのダニー・エインジGM(ゼネラルマネージャー)は「トレモントが選ばれて、我々はすごくうれしいね。彼は(オフェンスとディフェンスの)両面ですばらしいGリーグシーズンを送ってきた。勝利を重ねるチームをリードしている間、彼は全ての面で向上を続けている。この賞に十分値すると思うよ」とルーキーを祝福していた。