来季の完全復活に向けて練習に励むトンプソン
昨季NBAファイナル第6戦にて、左膝前十字靭帯断裂という大ケガを負ったゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソン。あれから1年が経過したが、トンプソンは懸命な治療とリハビリによってついにケガを完治させた。『The Athletic』のアンソニー・スレイター記者が報じており、2、3週間前に最後のメディカル・クリアランスを受け取ってから、ワークアウトの強化に励んでいるそうだ。
『NBC Sports』のジョッシュ・シュロック記者によると、ウォリアーズのジャロン・コリンズAC(アシスタントコーチ)が、現在のトンプソンについて言及。「クレイの素晴らしい点を挙げるなら、それは彼のハートだ。試合について考えを巡らしている」と、コメントしている。「彼をひるませるようなものは一切ない。コートに立っている時も、練習を終えてからも常に試合に想いを馳せている。こういった選手をコーチし、ともに働けることは光栄で名誉なことだ」とつづっている。
ウォリアーズは今季シーズン再開時に参戦はしない。だが来季に完全復活を目指すトンプソンは、こうしてコリンズACから高く評価される程にバスケットに打ち込んでいる。今シーズンはシーズンワーストを記録したウォリアーズだが、再びプレーオフの舞台へ、そして新たな王朝を築き上げるためにも、抜かりなく準備に励むはずだ。