米大手スニーカーマガジン『Sneaker News』が、『エアジョーダン 34』の八村塁(ワシントン・ウィザーズ)モデルのイメージビジュアルを公開。一部では近日中の発売も噂されており、バスケファンたちはジョーダンブランドの動向を注意深く伺っている。
今からおよそ1年前、日本のNBA史を塗り替えるドラフト一巡目指名を受けた若武者は、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が主宰するトップブランドとの契約を発表。同期のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)と並び、ルーキーでの契約は大きな期待の表れであり、NBAファンには最高のサプライズとなった。
八村は今季、ジョーダンブランドの看板選手として、『エアジョーダン 34』を履き続けた。#8の足元を支えたAJ34は、ソールやアッパーから不要なものを取り除き、ブランド史上最軽量を実現したアスリート仕様のシューズ。“ジョーダン エクリプスプレート”という体重移動をよい効率化するテクノロジーが搭載されたほか、ソールの一部空洞化により、“ズーム エア”の機能を惜しみなく発揮することが可能になった。
そんな『エアジョーダン 34』の八村のPE(プレイヤーズエクスクルーシブ)は、ジョーダン ブランドとの契約が公になって以降、発売が待望されていたモデルだ。
PEということもあり、本作では八村のアイデンティティを両足に凝縮。右足は、日本を象徴するサクラと日本画や漫画などに散見される雲の柄を落とし込み、一方の左足は、父親の母国であるベナンに敬意を表して、アフリカの織物を彷彿とさせるカラフルな仕上がりに。シュータンには、ジャンプマンと八村のオリジナルロゴをそれぞれ配置し、アシンメトリーなデザインで自身のルーツを表現している。
リリースの詳細は未だ発表されていないが、発売が近づけば『SNKRS』などで情報が解禁されるはず。気になる方は、ブランド公式からのアナウンスをお見逃しなく。
文=Meiji