バックスと2ウェイ契約を結ぶフランク・メイソン3世がGリーグの今季MVPに選出

今季Gリーグ最多の平均26.4得点を残したメイソン3世[写真]=Getty Images

 6月26日(現地時間25日、日付は以下同)。NBAの下部リーグ、Gリーグは2019-20シーズンのMVPにフランク・メイソン3世を選出したと発表した。

 昨夏ミルウォーキー・バックスと2ウェイ契約を結んだメイソン3世は、バックス傘下のGリーグチーム、ウィスコンシン・ハードで23試合に出場し、Gリーグトップの平均26.4得点に3.4リバウンド5.0アシスト1.0スティールに加え、フィールドゴール成功率50.2パーセント、3ポイント成功率42.8パーセント、フリースロー成功率81.5パーセントをマーク。

 新型コロナウイルスの影響で3月中旬に中断し、その後中止が発表された今季、チームはメイソン3世が出場した試合で18勝5敗、シーズン全体でリーグトップとなる33勝10敗という好戦績を残した。

 メイソン3世はキャリア3年目のポイントガード。2017年のドラフト2巡目全体34位でサクラメント・キングスから指名され、昨季までキングスで2シーズンをプレーし、今季はバックスの一員として6試合に出場。平均8.8分2.3得点1.3リバウンド1.8アシストを記録している。

 選手層の厚いバックスでは出番に恵まれてはいないメイソン3世だが、Gリーグで貴重な経験を積んだことで、今後に向けて自信を深めることになったのではないだろうか。

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