7月29日(現地時間28日、日付は以下同)に行われたボストン・セルティックスとのスクリメージ最終戦。ヒューストン・ロケッツは主力を温存させたセルティックスを相手に137-112で勝利を飾った。
ロケッツはジェームズ・ハーデンが8本の3ポイント成功を含む35得点8リバウンド6アシスト、ラッセル・ウェストブルックが19得点6リバウンド8アシスト、ロバート・コビントンが16得点7リバウンド、オースティン・リバースが14得点を記録。
ところが、8月1日のシーディングゲーム初戦(対ダラス・マーベリックス)を前に白星を手にしたロケッツは、チーム第3の男エリック・ゴードンが第2クォーター残り1分8秒に左足首をネンザ。マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は当初「数日間の離脱」と話していたが、30日に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者がおおよそ2週間の離脱になる見込みだと報じている。
ゴードンは今季、膝の手術をしたこともあり、計30試合を欠場。中断期間には膝のメンテナンスを行い、負担を減らすべく12パウンド(約5.4キロ)も減量。キャンプでもコンディションの良さが際立っており、指揮官も称賛していただけに、残念な形となった。
もしゴードンが2週間の離脱となれば、シーディングゲーム(順位決定戦)の7戦目となる8月13日のインディアナ・ペイサーズ戦、あるいは最終戦となる15日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦まで欠場に。
ロケッツはすでにプレーオフ出場を決めており、ファーストラウンドは最短でも8月16日からスタートするため、ゴードンはプレーオフ開幕には間に合うことになる。ダントーニHCはゴードンの代役として、ダヌエル・ハウスJr.をスターターとして起用するプランだと明かしている。