ニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックが、NBA再開に向けて選手たちが宿泊する隔離施設、通称『バブル』における選手間の“格差”を暴露した。
クレセント・シティでいぶし銀な活躍をするシューターは、13歳の少年が司会を務めるInstagramメディア『Global Kid Media』に出演。放送では現在宿泊する施設に言及する場面があり、レディックはそのなかでスーパースターたちが特別な扱いを受けていることを明かした。
「映像で他のホテルに宿泊するスーパースターたちの部屋をいくつか見たけど、バブルの待遇は、全員が同じものとはとても言えないね」
「何人かの選手は、2、3部屋のベッドルームがある部屋に宿泊している。不幸にも、僕はそうじゃないし、それどころかキッチンさえない。でも、数名の部屋にはキッチンが備わっているんだ」
そして、最後に冗談を交えながら、このように締め括った。
「僕はこのリーグで14年間もプレーしているが、お世辞にもいい部屋を割り当てられなかった。問題はないけどね(笑)」
先日、ポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラムは、同僚のデイミアン・リラードの30歳の誕生日を記念して、彼の部屋の前で写真を撮影していた。その扉には「プレジデンシャルスイート」の文字が。どんなホテルでも全室がスイートルームなわけはなく、コメント欄では「デイムはスイートが割り当てられているのか」「プレデンシャルでは物足りない、MVPでないと」など、誕生日と同様、エースの部屋にも注目が集まっていた。
Happy 30th birthday bruh @Dame_Lillard 🤝 pic.twitter.com/EgLNlW2uTP
— CJ McCollum (@CJMcCollum) July 15, 2020
しかし、『ClutchPoints』によると、JJ・レディックを含め、選手たちはボロボロのモーテルの一室に泊まっているわけではないと指摘。割り当てられたホテルは全チーム、ディズニーワールド内でも最高ランクのホテルで、文句を言うほどひどいものではないとのこと。
ただ、純粋なバスケットボールの上手さだけで部屋に格差があることが判明すれば、不満を持つ選手がいても不思議ではない。
文=Meiji