23点差から逆転勝利をしたバックス
8月7日(現地時間6日)、ミルウォーキー・バックスとマイアミ・ヒートのシーディングゲーム(順位決定戦)が行われ、バックスが130-116で勝利。前半はヒートが試合の主導権を握り、最大23点差のリードを広げる場面も見られた。しかし後半はこの日33得点を叩き出したクリス・ミドルトンや、ウェスリー・マシューズらの3ポイントシュートなどの活躍もあり、最終クォーター残り7分55秒にブルック・ロペスのフリースローで逆転。ヒートは試合時間残り4分58秒からしばらく得点できず、その間にバックスはリードを広げて試合を制した。
この逆転勝利によりバックスは戦績を55勝14敗とし、イースタン・カンファレンスの第1シードが確定。さらに『Kirk Goldsberry』によれば、過去25シーズンにおける、1シーズン中の1試合30得点以上10リバウンド以上達成回数でアデトクンボは歴代トップに君臨したという。これまではラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ/2016-17シーズン 32回)と、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/1999-00シーズン 32回)らが並んでトップだった。しかしこの日アデトクンボは33得点12リバウンド4アシストと、今季通算33回目の30得点以上10リバウンド以上を達成し、また1つ記録を残した。
ジミー・バトラーとゴラン・ドラギッチを欠いたヒート(43勝26敗)は、前半こそは合計73得点を決めたものの、後半はわずか43得点へと失速。ダンカン・ロビンソンが3ポイント5本を含む21得点、タイラー・ヒーローが20得点4リバウンド5アシスト、ジェイ・クラウダーが15得点4リバウンドを記録している。