2020.08.03

大事な場面でフリースローを決めたロケッツのウェストブルック。バックス戦勝利に貢献

両チームを牽引したラッセル・ウェストブルック(左)とヤニス・アデトクンボ [写真]=Getty Images
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 NBAのシーディングゲーム(順位決定戦)は8月3日(現地時間2日)4日目を迎え、東西カンファレンスの強豪チーム、ミルウォーキー・バックスヒューストン・ロケッツが対戦した。

 試合は62-54とロケッツが8点リードで前半を折り返すも、第3クォーター、バックスはエースのヤニス・アデトクンボとセンターのブルック・ロペスが奮起。アテドクンボは1本の3ポイントシュートを含む12得点、ロペスは9点をゲットした。すると、バックスは残り2分41秒、アテドクンボのバスカンで逆転。その後、逆転を許すが残り32秒にカイル・コーバーの3ポイントで再逆転に成功し、90-89の1点差で勝敗の行方は最終クォーターに委ねられた。

 残り12分はまさに一進一退の展開。バックスはロペス、コーバーのシュートで5点ものリードを奪うも、なかなか安全圏に逃げ切れない。粘るロケッツはウェストブルックが奮起。このクォーターだけで11得点をあげるパフォーマンスを見せ、バックスにリードを奪わせない。ロケッツの司令塔が残り20秒に2本のフリースローを沈めると、その後はバックスにリードを許すことなく試合終了。120-116でロケッツがバックスに逆転勝ちした。

 ロケッツがこの対戦に勝利して、西地区の4位に浮上。対するバックスは、アデトクンボは36得点18リバウンド8アシストとチームトップのスタッツを残すも悔しい負けを喫した。

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