『TIME』誌による“世界で最も影響力のある100人”にアデトクンボとドウェイン・ウェイドが選出!

2年連続でシーズンMVPを受賞したアデトクンボ[写真]=Getty Images

 9月23日(現地時間22日)、『TIME』誌が2020年における“世界で最も影響力のある100人”を発表。バスケット界からはミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボと、昨年限りで現役を引退したドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)が選出された。

 アデトクンボの推薦文を寄稿したカリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)は、2年連続でレギュラーシーズンMVPに輝いたギリシャの“怪物”のプレーを称賛。さらに、黒人男性のジェイコブ・ブレイク氏が警官によって背後から7回撃たれたという事件を受けて、アデトクンボを含むバックスの選手たちが抗議のために試合をボイコットしたことにも触れ、その社会的影響力の大きさについても綴った。

夫妻で選ばれたドウェイン・ウェイドとガブリエル・ユニオン[写真]=Getty Images

 一方、ウェイドの推薦文を寄稿したのは歌手のジョン・レジェンド氏。同氏はウェイドが現役時代から積極的に行っていた慈善活動について触れ、コート外でも存在感を発揮していることを説明。また、トランスジェンダーである自身の子どもを、妻のガブリエル・ユニオン(同じく“世界で最も影響力のある100人”に選出)とともに全力でサポートしている点についても、その姿勢が社会の強力な手本となると称賛している。

 なお、日本人からはプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手とジャーナリストの伊藤詩織氏が選出された。

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