【NBAプレーオフ34日目】粘るセルティックスが2勝目をゲット! それでも崖っぷちの負けられない状況は続く

ジェイソン・テイタムはこのプレーオフで5試合目となる30得点オーバーを記録 [写真]=Getty Images

 9月26日(現地時間25日)に「NBAプレーオフ2020」の34日目が行われた。

 イースタン・カンファレンスファイナル第5戦。ここまで1勝3敗とマイアミ・ヒートに王手をかけられて後のないボストン・セルティックスだが、エースのジェイソン・テイタムが31得点10リバウンド6アシストと大活躍を見せ2勝目を引き寄せた。

 負けられない試合でありながら、セルティックスはティップオフからペースをつかめなかった。第1クォーター、セルティックスはテイタムのシュートミスが続き得点のペースを上げられない。反対にヒートはダンカン・ロビンソンが12得点をあげてロケットスタートを牽引。26-18とリードを奪った。

 オフェンスのペースが上がった第2クォーターは点の取り合いになるが、ヒートは7点のリードを保って前半を折り返す。しかし、第3クォーターでセルティックスが大爆発。このクォーター、テイタムが前半の不振を払うべく17得点をマークして、92―83と逆転に成功した。最終クォーターもペースを渡さなかったセルティックスが121-108で勝利。このシリーズ、2勝目をあげた。

 この試合、テイタムは最終的に31得点をゲットし、今回のプレーオフで30得点オーバーが5試合目を数えた。このパフォーマンスはセルティックスではケビン・マクヘイルが1988年のプレーオフで達成して以来の記録となり、若きエースが自チームのレジェンドと肩を並べることとなった。

ヒートはゴラン・ドラギッチがチーム最多の23得点をあげるも敗退。しかし、依然このシリーズの王手をかけている状態だ [写真]=Getty Images


【試合結果】
ボストン・セルティックス 121-108 マイアミ・ヒート
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