9月26日(現地時間25日、日付は以下同)に行なわれたイースタン・カンファレンス・ファイナル第5戦。1勝3敗と崖っぷちに追い込まれたボストン・セルティックスは121-108でマイアミ・ヒートを下し、シリーズ決着を引き延ばすことに成功。
「皆がすごく不安だったし、なんとかしてプレーメイクして、何かを起こそうとしていた。俺たちは危うくなっていることを分かってる。負けたら家に帰ることになるんだとね」。
セルティックスでは試合後にそう振り返ったジェイソン・テイタムがゲームハイの31得点に10リバウンド6アシスト、ジェイレン・ブラウンが28得点8リバウンド、ダニエル・タイスが15得点13リバウンド3ブロック、ケンバ・ウォーカーが15得点7アシスト、マーカス・スマートが12得点8リバウンド8アシスト4スティール、ゴードン・ヘイワードが10得点をマーク。
特に22歳のテイタムは、プレーオフの試合で通算5度目となる25得点10リバウンド5アシスト以上を記録。23歳未満の選手として、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が保持していた4度という記録を抜き、NBA史上最多回数を更新してみせた。
2010年以来10年ぶりのNBAファイナル返り咲きを狙うセルティックスは、28日のシリーズ第6戦でも勝利することができれば、ファイナル進出へ逆王手をかけて第7戦まで持ち込むことができる。
「完璧にできることじゃない。でも俺たちは自分たちにチャンスが欲しいだけ」と語るテイタムがセルティックスを再び勝利へと導くことができるのか。大きな注目を集める試合となりそうだ。