9月21日から26日にかけて、NBAのワシントン・ウィザーズはクラブ公式SNSを通じて、2019–20シーズンの同クラブにおけるベスト10ブロックを発表した。
ベスト10ダンク、ベスト10アシストに続いて発表されたブロック部門。10位として最初に紹介されたのはアンジェス・パセチニクスがボストン・セルティックス戦で見せたブロック。続いてイアン・マヒンミが、デトロイト・ピストンズのデリック・ローズのショットを阻んだブロックが9位として紹介された。
そして8位には八村塁が登場。2月12日のシカゴ・ブルズ戦でサディアス・ヤング相手に決めた豪快なブロック。味方との連携でゴール下に潜り込んだヤングのショットを見事に阻み、直後に素早いトランジションで前線に駆けていく姿も印象的だった。八村はこの試合で20得点4リバウンド3アシストに加え、2スティール2ブロックと攻守に躍動。チームも126-114と勝利を収めている。
ウィザーズ今シーズンベスト10ブロック発表✋
第8️⃣位は #八村塁 選手のブルズ戦でのハエ叩き🔥#RepTheDistrict |#WizTop10 pic.twitter.com/zZh86oS69I
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) September 22, 2020
その後は7位にブラッドリー・ビール、6位にトーマス・ブライアントと続き、5位にはチーム最小183センチのイシュ・スミスによるブロックがランクイン。208センチのクリスティアーノ・フェリシオ(ブルズ)がダンクを狙って飛び上がった瞬間を狙い、身長差をものともしない見事なブロックを決めた。
4位にビール、3位にブライアントが並び、2位には再びスミスのブロックが登場。今度は198センチのキャリス・ルバート(ブルックリン・ネッツ)を相手に粘り強い守備でゴール下への侵入を阻み、相手にタフショットを打たせた上でそれをブロック。その後倒れ込みながらも、こぼれたボールを味方に弾いてマイボールにするなど、ボールへの強い執着心が見える一連のプレーだった。
そして2020-21シーズンのウィザーズにおけるベストブロックとして紹介されたのは、10月31日のヒューストン・ロケッツ戦でブライアントがジェームズ・ハーデンを相手に決めたブロックだった。鋭いクロスオーバーでディフェンスを抜き去り、そのままレイアップを狙ったハーデンに対して、横合から跳躍してそれを阻んだブライアント。ホーム開幕戦で90-89と1点をリードする状況も相まって、なおさら印象的なプレーとなった。
ウィザーズ今シーズンベスト10ブロック発表✋
栄えある第1️⃣位は… ハーデン選手のドライブをトーマス ブライアント選手がブロック🔥#RepTheDistrict |#WizTop10 pic.twitter.com/55JwPgwyCl
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) September 26, 2020
この試合は互いに150点以上を記録するハイスコアゲームとなり、最終的に158-159と惜しくも敗れてしまったものの、ブライアントは4つのブロックを記録。さらに13得点12リバウンドとダブルダブルも達成しており、彼の活躍ぶりに胸を熱くしたファンも多いことだろう。
選ばれたすべてのブロックは、クラブの公式Twitterで公開されている。気になる方は是非チェックしてほしい。