11月6日(現地時間5日、日付は以下同)。サクラメント・キングスは、レックス・カラミアンをアシスタントコーチ(AC)としてコーチングスタッフに加えることになったと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。
カラミアンは昨季までの計23シーズン、ロサンゼルス・クリッパーズやオクラホマシティ・サンダー、トロント・ラプターズなどでACを務めており、キングスには2009年以来、約11年ぶりの復帰となった。
昨季までの2シーズンはドック・リバースHC(ヘッドコーチ/現フィラデルフィア・セブンティシクサーズHC)の下、クリッパーズでACを務めていたのだが、今季からはルーク・ウォルトンHCのコーチングスタッフへ加入することに。
ウォルトンHCは「レックスが持つ経験と考え方をこのチームに加えることができ、興奮しています。彼は約30年もリーグにおり、このグループへ恩恵をもたらすことでしょう。私は彼と共に働けることを楽しみにしています」とリリースの中でコメントしている。
キングスは2日にボブ・ベイアーACがキングスを離れ、ニューオーリンズ・ペリカンズのコーチングスタッフに入ると報じられていた。ベイアーはオーランド・マジック、デトロイト・ピストンズでスタン・バン・ガンディ(現ペリカンズ新HC)の下でACやアソシエイトHCを務めてきた。
2006年以来、プレーオフから遠ざかっているキングスは、ウォルトンHCの周囲にカラミアンのほか、HC経験を持つアルビン・ジェントリーもアソシエイトHCとして獲得しており、昨季よりも充実したコーチングスタッフで今季に臨むことができそうだ。