11月13日(現地時間12日、日付は以下同)。『The IndyStar』のJ・マイケル記者が「トロント・ラプターズ戦、マイアミ・ヒート戦、そしてニューヨーク・ニックス戦でも起きた。ビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ)はチームメートたちがいる前で、それらのチームの選手たちへ『俺は君たちと一緒にプレーできるか?』と話していたんだ」と報じた。
ペイサーズの地元メディアの報道だったこともあり、今季終了後(2021年夏)に制限なしフリーエージェント(FA)となるオールスターガードは今季開幕を前に移籍を望んでいると受け取られた。
もっとも、オラディポ自身は翌14日に『The Athletic』へ掲載された記事の中でこの報道をきっぱりと否定。ペイサーズ在籍4年目に向けてこう話している。
「俺が(相手チームの)選手たちへトレードについて聞いたと言ってる人たちがいるのは知ってる。でもそれは真実じゃないということ。俺はチームメートたちが大好きだし、インディアナのことを大切に思ってる。そして俺はこのフランチャイズを優勝へ導くことにフォーカスしているんだ」。
ペイサーズには昨季オールスターに選ばれたドマンタス・サボニス、司令塔のマルコム・ブログドン、スコアラーのTJ・ウォーレン、ビッグマンのマイルズ・ターナーといった好選手がおり、オラディポはエース格を務める主要選手。
インディアナ大学出身のオラディポが、来季以降もペイサーズでプレーするかは現時点で保障できないものの、少なくとも契約最終年の今季はペイサーズでチャンピオンシップ獲得を目指してプレーすることを約束したと言っていいだろう。