11月21日(現地時間20日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)との交渉解禁となったこの日、現地メディアが複数のFA選手が契約合意と報じたのだが、リーグ有数のシューターとして注目を集めていた2選手が高額契約で再契約となった。
まずはジョー・ハリス。キャリア6年目を終えた29歳は、ここ3シーズン連続で3ポイント成功率40パーセント以上をクリア。昨季はいずれも自己最高となる平均30.8分14.5得点4.3リバウンド、3ポイント成功数(平均2.5本)をマーク。
ネッツはここ数日のトレードでポイントガードのブルース・ブラウン、シューターのランドリー・シャメットを獲得していたのだが、ハリスと4年7500万ドル(約77億2500万円)という高額契約を結んだと代理人が『ESPN』へ伝えた。
また、この日ワシントン・ウィザーズはダービス・ベルターンズと5年8000万ドル(約82億4000万円)で再契約に合意したと『USA Today』が報道。“ラトビアン・レーザー”の異名を持つシューターは、昨季シックスマンとして平均29.3分15.4得点4.5リバウンド1.7アシストに3ポイント成功率42.4パーセントを記録。
208センチの高さからクイックリリースで放たれる長距離砲は破壊力抜群で、リーグ8位の200本(平均3.7本成功)を放り込み、相手チームの指揮官に何度もタイムアウトをコールさせた。
なお、日本の至宝である八村塁が所属するウィザーズは、19日にドラフトでデニ・アブディヤを1巡目9位で指名。さらにアドミラル・スコフィールドと2巡目全体37位で指名したビィト・クレイチを放出し、オクラホマシティ・サンダーからキャシアス・ウィンストン(2巡目全体53位)と2024年のドラフト2巡目指名権を獲得。
さらに21日のFA交渉初日にフォワードのアンソニー・ギルと2年契約、先発センター候補としてロビン・ロペスとの契約に合意したと報じられている。