ホークスへの移籍を決断したラジョン・ロンド、レイカーズへ感謝の意を伝える

リーダーシップでチームをまとめ、レイカーズの優勝に貢献したロンドはホークスへと移籍[写真]=Getty Images

レイカーズ優勝に貢献したロンドが思いをつづる

 2018-19シーズンからロサンゼルス・レイカーズでプレーし、昨季は球団として10年ぶりの優勝に貢献したラジョン・ロンド。近年は度重なるケガに苦しむこともあったが、いざコートに立てば見事なパスで味方をアシストし、3ポイントシュートも沈めた。また試合中にクロックが止まっている時は仲間を呼び集めてハドルを組み、指示を出すなどリーダーシップも発揮していた。

 そのロンドはこのオフシーズンにプレーヤーオプションを破棄して制限なしフリーエージェントになり、アトランタ・ホークスと2年契約を締結。今後はトレイ・ヤングといった若手選手の多いホークスで、メンターとしての活躍も期待される。2年間所属したレイカーズと別れることになったわけだが、ロンドは自身のインスタグラムをとおして、オーナーのジニー・バス、ゼネラルマネージャーのロブ・ぺリンカ、ヘッドコーチのフランク・ボーゲルとコーチングスタッフたち、そしてチームメートとファンへ以下のようにメッセージをつづっている。

「ありがとうレイカーズ。ジニーとロブには、この偉大なフランチャイズでプレーできる機会を与えてくれたことに感謝する。フランクをはじめとするコーチングスタッフ、サポートスタッフによるプロフェッショナリズムと支えには本当に感謝している。仲間たちへ。俺たちだけが知っている素晴らしい兄弟愛は今もそこにある。ファンへ……はじめてここへやってきた日から俺を温かく迎え入れてくれて、そして愛を示してくれてありがとう。#LakeShow の一員になれたことは特別なことであり、君たちへチャンピオンの称号を取り戻せたことを誇りに思う!さあ、次の舞台は……」

 昨季プレーオフでのロンドは16試合を平均24.7分出場しており、8.9得点4.3リバウンド6.6アシスト1.4スティールを記録。依然として高いレベルで戦えることを証明した。大ベテランとして若手中心のホークスをどのように導くのか注目したい。

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