右アキレス腱を断裂したウォリアーズのクレイ・トンプソンが手術を断行

トンプソンが長いリハビリを乗り越え、完全復活することを期待したい[写真]=Getty Images

 11月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、右アキレス腱を断裂したクレイ・トンプソンが修復手術を行なったことを発表した。

 トンプソンは19日のワークアウト中に右足下部を負傷。翌20日のMRI検査の結果、同箇所を断裂していることが発覚し、チーム側は2020-21シーズンを全休する見込みだと話していた。

 ロサンゼルスで行われた手術で執刀したのは足首のケガのスペシャリストとして知られるリチャード・ファーケル。手術は成功という認識で、トンプソンは完治させることができる見込みだという。

 キャリア8年を誇るトンプソンは、ウォリアーズ不動の先発シューティングガードとしての地位を確立した30歳。3度の優勝をはじめ、オールスター選出5度、オールNBAチーム選出2度、一昨季にはオールディフェンシブセカンドチームにも選ばれた攻防兼備の選手。

 だが19年のNBAファイナル(対トロント・ラプターズ)の第6戦で左膝前十字靭帯を断裂して昨季を全休。今年9月下旬に行なわれたミニキャンプで470日ぶりのチーム練習復帰を果たし、2年ぶりのシーズンに向けて順調な仕上がりを見せていただけに、ウォリアーズにとって大きな痛手となったことは間違いない。

 トンプソンが復帰できるのは早くても21-22シーズンとなるため、約1年間にも及ぶリハビリが待ち構えているのだが、是非ともこの大ケガを乗り越えて再びコートへ戻ってきてほしいと願うばかりだ。

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