11月28日(現地時間27日、日付は以下同)。JJ・バレアがダラス・マーベリックスと1年260万ドル(約2億7040万円)のベテラン最低保証額で再契約を結んだと『ESPN』が報じた。
36歳のバレアは178センチ81キロの小兵で、昨季までのキャリア14シーズンのうち、マブスに11シーズン所属してきたベテランガード。2019年1月に右アキレス腱を断裂後、同年11月に戦列復帰し、昨季は29試合(うち先発は6試合)の出場で平均15.5分7.7得点3.9アシストを残している。
今年8月。バレアは出身国であるプエルト・リコのメディア『El Nuevo Dia』へ「僕はまだバスケットボールをプレーしていたいし、今でもプレーできると感じている。でもこれから先、どうなるかは分からないね。ダラスへ行けば、彼らが僕に求めるのはコーチになることなんだ。だからもしプレーしたければ、他の道を模索しなきゃいけない」と話していたのだが、慣れ親しんだチームで選手としての契約を勝ち取ることに成功した。
ベテランのバレアはロッカールームでリーダーシップを発揮する貴重な存在で、オールスターのルカ・ドンチッチとも強い結びつきがあるだけに、今季開幕に向けてチームケミストリーを新たに構築するうえでも重要な役割をこなしていくに違いない。