新シーズンに向けて準備を整えたレイカーズ
昨季チャンピオンシップに輝いたロサンゼルス・レイカーズは、短いオフシーズンを経てプレシーズンゲームに挑み、4試合すべてで勝利を収めた。新たな顔ぶれも多い中、マルク・ガソルの巧みなボールさばきやモントレズ・ハレルのエナジー、そしてキャリア2年目のテイレン・ホートン・タッカーの成長ぶりなど、この調整期間は多くの収穫があったに違いない。
オフシーズン中には、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがそれぞれ契約延長と再契約を締結。こうして長期的にコンテンダーとして優勝にコミットできるようになり、今季は2連覇が期待されている。いよいよ12月23日(現地時間22日)の開幕戦が迫りつつある中、『SB Nation』によれば、レイカーズと再契約を交わしたケンテイビアス・コールドウェル・ポープが今シーズンの意気込みを以下のように語ったそうだ。
「すべての試合に何かしらの意味があると思って挑んでいくつもりだ。スタートで出遅れたくはない。ほかのチームは僕らを倒すことを望んでいるだろうし、準備もできているはず。だからこそ、僕らも戦いの準備が整いつつあると思う」
昨季のポープはディフェンスとトランジションでチームに大きく貢献。連覇を目指す上でも、スコアラーとマッチアップをして速攻でも存在感を放つ彼の活躍は必須だ。また彼がチームのリーダーと話すレブロンもインタビューに応じ、「肉体の状態が今の自分の完成度を教えてくれる」とコメント。今月で36歳になるものの心身ともに状態は良好であるとし、「僕らはマラソンのチームで、短距離で競い合っているわけではない。毎日向上していく必要がある」と、エネルギッシュな言葉を残した。果たして今季のレイカーズは、どのような戦いを披露してくれるのだろうか。