NBA開幕戦でネッツがウォリアーズに大勝…アービングとデュラントの強力デュオが躍動

元チームメイト同士の対戦となった開幕戦はデュラントに軍配が上がった[写真]=Getty Images

 12月23日(現地時間22日)、NBAの2020-21シーズンが開幕し、ブルックリン・ネッツとゴールデンステイト・ウォリアーズが対戦した。

 ネッツのホームコートであるバークレイズセンターで行われた無観客での開幕戦は、ウォリアーズのステフィン・カリーによるフリースローでの得点で幕を開ける。アキレス腱断裂からの復帰を果たしたネッツのケビン・デュラントは、開始3分で10得点を稼ぎ出すなど順調な滑り出し。カリーも第1クォーター終了間際に今季初となる3ポイントを沈め存在感を見せるが、カイリー・アービングが17得点と躍動したネッツが40-25とリードする展開に。

 続く第2クォーター、カリーやアンドリュー・ウィギンズの3ポイントで応戦するウォリアーズだったが、アービングが残り4.7秒に自身24得点目となる3ポイントを沈め、63-45と点差を広げて前半を終える。

 第3クォーター、デュラントのアシストからディアンドレ・ジョーダンが豪快なアリウープダンクを決めるなど、このクォーターもネッツが流れを掴む。ベンチから出場したキャリス・ルバートが3ポイントなどで得点を伸ばし、95-64とネッツがリードしたまま最終クォーターへ。

 第4クォーターは点差がついたことからお互い主力を休ませての戦いとなるが、ウォリアーズのルーキー、ジェームズ・ワイズマンがここで躍動する。インサイドでのダンクだけではなく、ミドルレンジのシュートや3ポイントなど多彩なオフェンスで得点を重ね、ドラフト2位指名のポテンシャルを発揮。しかし、最終スコアは125-99とネッツが大差をつけての快勝となった。

 ネッツはアービングが26得点、デュラントが22得点5リバウンド3スティール、ルバートが20得点9リバウンドをマークし開幕戦を勝利で飾った。ウォリアーズはカリーが20得点10アシスト、ワイズマンが19得点6リバウンド、ウィギンズが13得点を挙げるも痛い黒星スタートとなった。

【試合結果】
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 99−125 ブルックリン・ネッツ
GSW|25|20|26|28|=99
BKN|40|23|36|26|=125

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