12月31日(現地時間30日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスはホームのTDガーデンでメンフィス・グリズリーズ戦に臨み、最大32点差をつける試合運びを見せて最終スコア126-107で白星を手にした。
今季戦績を3勝2敗としたセルティックスでは、ジェイレン・ブラウンがキャリアハイの42得点に5リバウンド4アシスト、ジェイソン・テイタムが16得点、マーカス・スマートが14得点3スティール、ダニエル・タイスが12得点2ブロックで勝利に貢献。
特に圧巻だったのはキャリア5年目のスイングマン、ブラウンが見せた圧巻のスコアリングショーだろう。プルアップの3ポイントやワンマン速攻からダンク、キャッチ&シュートで長距離砲をお見舞いしただけでなく、ドリブルでディフェンダーを揺さぶってプルアップジャンパーやステップバックジャンパー、ユーロステップからフローター、チームメートとの合わせからリング下でダブルクラッチをねじ込むなど大暴れ。
試合全体でフィールドゴール21投中15本、3ポイントも10投中7本、フリースローでも6投中5本と高確率で決め切った。「俺たちは今夜、たくさんのショットを決めた。自分のショットが決まれば最高さ。でもショットが決まらなくなることだって何度もあるから、常に集中していなきゃいけないのさ」とブラウン。
キャリア初期はディフェンダーとして重宝されてきたブラウンは、成長を続けたことで攻防兼備の2ウェイプレーヤーへと進化を遂げ、オールスター級の選手にまでなった。ブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)は「彼は本当に成長した。ハードワークによって向上したんだ」とブラウンの努力に目を細める。
一方、エースのジャ・モラントをケガで欠くグリズリーズは、ヨナス・バランチュナスが20得点11リバウンド、ゴーギー・ジェンが17得点、ディロン・ブルックスが16得点、デズモンド・ベインが16得点、ブランドン・クラークが10得点7リバウンド、カイル・アンダーソンが9得点9アシストを残すも、セルティックスの前に敗れた。