1月9日(現地時間8日、日付は以下同)に行なわれたミルウォーキー・バックス戦。ユタ・ジャズはフランチャイズ史上新記録となる25本の3ポイントを沈め、131-118で勝利を収めた。
また、この日のジャズはNBA新記録も樹立。ロイス・オニール(8投中6本)、マイク・コンリー(10投中5本)、ジョーダン・クラークソン(12投中5本)、ドノバン・ミッチェル(9投中4本)、ボーヤン・ボグダノビッチ(10投中4本)と、5選手が1試合で4本以上の長距離砲を成功。
2連敗中だったこともあり、ミッチェルは「僕らはこうでなきゃ。この2試合、数試合というもの、僕らは自分たち本来の姿じゃなかった。このレベルを維持しないといけない」と話している。
ただし、この日のジャズは2015年12月17日に欠場したことを最後に、約5年間も出場し続けたジョー・イングルズが右アキレス腱を痛めて欠場。現役最多となる連続出場試合記録が384試合(プレーオフを含めて418試合)でストップ。
クイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)はリーグ屈指のタフガイについて「彼ならプレーできるならそうしていただろうね。彼はこれまで、痛みを抱えながら多くの試合に出場してきた。もしくは我々にケガのことを伝えていなかったのかもしれない」と語る。
もっとも、イングルズ自身は2019年2月に「正直な話、僕は本当に(記録について)気にしてない。僕は毎週、記録を伸ばし続けるべく準備しているわけじゃないんだ」と話しており、あくまでチームの勝利のためにプレーしてきたと話していたため、アキレス腱の痛みがなくなれば、再び戦列復帰してプレーすることだろう。
今季ここまで8試合に出場して平均26.3分10.0得点4.0リバウンド3.4アシストを記録する33歳のフォワードは、ジャズの選手としてジョン・ストックトンが残した442試合(1997年から03年まで)に次ぐフランチャイズ史上2番目の好記録を残している。