2020.10.26
ウェスタン・カンファレンス3位のデンバー・ナゲッツと同6位のユタ・ジャズによるプレーオフ ファーストラウンドは、8月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行なわれた第2戦でジャズが124-105で制し、シリーズ戦績を1勝1敗のタイとした。
ジャズはこの試合でドノバン・ミッチェルが30得点8アシスト、ジョーダン・クラークソンが26得点、ルディ・ゴベアが19得点7リバウンド2ブロック、ジョー・イングルズが18得点6アシスト、ロイス・オニールが9得点7リバウンド8アシスト2ブロックをマーク。
この試合で際立ったのはジャズのボールムーブメントだった。ミッチェルとオニールの8本を筆頭に、チーム全体で32本のアシストを記録し、ターンオーバーをわずか6本に抑えたことで、フィールドゴール成功率51.7パーセント(45/87)、3ポイント成功率45.5パーセント(20/44)と高確率なショットにつなげた。
だがナゲッツにとって、ジャズが流麗なオフェンスを見せることができたのはゴベアの“スクリーン”があったからだという。21日に『KSL.com』へ掲載された記事の中で、バックアップガードを務めるモンテ・モリスはこう話していた。
「彼(ゴベア)はスクリーンをセットするうえでいい仕事をしていた。あの全てが正しいとは思わないけどね。俺が言いたいのは、レフェリーたちがあのプレーに対して笛を吹けなかったということ」。
この日ゴベアは5ファウルを記録するなか、34分14秒コートに立ち、出場時間帯における得失点差でイングルズ(+31)に次ぐチーム2位の+24を記録。両チーム最多のファウル数をコールされたものの、モリスは「それじゃあ足りない」と言わんばかりのコメントだった。
「これはプレーオフ。俺たちはフィジカルなバスケットボールがどんなのかは分かってる。だから彼はスクリーンをうまくセットしてるのさ。その点で彼には称賛を送るべきかな。彼がチームメートたちをオープンにして、リム付近で脅威になってるんだ」。
ナゲッツとしては、ウイングでスターターを務めるギャリー・ハリス、ウィル・バートンがケガのため第二幕で不在な点がつらいところ。特にバートンは右膝のリハビリをすべく、開催地を離れたと『The Denver Post』が報じており、戦列復帰までまだまだ時間がかかる見込みとなっている。
それでも、モリスは「正直、それでも俺たちの方がいいチームだと思うね。多くの機会で彼らを倒してきたんだ。そのことについて過剰に反応することもない」と口にし、第3戦でリベンジすることを誓っていた。
22日の第3戦を前に、モリスは自信をのぞかせたものの、ジャズも黙ってはいない。「集中してコミュニケーションをとり続けること。それがこのシリーズで僕らに求められてること。(第2戦と)同じエナジーと激しさもね」とミッチェルは話しており、第2戦で勝利したことでジャズも自信を増している。
はたして、第3戦で主導権を握るのはどちらのチームになるのか。モリスの発言によって、ゴベアへのファウルコールが厳しくなるならば、ナゲッツとしては心理戦を制することになるが、そううまくはいかないのがプレーオフ。両チームの戦いがますます激化することは間違いなさそうだ。
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