リハビリに取り組むクレイ・トンプソンが試合観戦…ウォリアーズ指揮官は「彼はすべてにおいて楽観的」

ペイサーズ戦に訪れたトンプソン

 今季開幕前、左膝前十字靭帯断裂から復帰を目指していたゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソン。大ケガを克服してコートへ戻るために練習に打ち込んでいたが、その最中で右アキレス腱を断裂し、昨季に続いて今シーズンも全休することになった。

 3回の優勝をともに成し遂げたステフィン・カリーもこの出来事に涙を流したとのちにコメントしており、ファンや球団メンバーはひどくショックを受けたことだろう。しかしカリーはチーム一丸となって彼を支えていくとも発言しており、トンプソンはその気持ちに応えるかのように現在リハビリに励んでいるようだ。

 1月13日(現地時間12日)に行われたウォリアーズとインディアナ・ペイサーズとの試合に、トンプソンが観戦に訪れた。『The Athletic』のアンソニー・スレーター記者が報じている。彼は右足を覆うように固定器具を装着しながら松葉杖なしで自力で歩行しており、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も「来週からプールでランニングをスタートする。彼はすべてにおいて楽観的さ」と、トンプソンのリハビリ状況についてコメントした。

 トンプソンの完全復活は来シーズンとなったものの、カリーはできる限りチームに同行してそばにいて欲しいとコメントしている。それだけにチームにとっても精神的に大きな存在であることがうかがえるが、リハビリが順調に進んでいけば、今後トンプソンがアリーナに訪れる機械も増えていくことだろう。

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