優れたバスケットセンスでチームを先導するラメロ
今季開幕前、ドラフトで全体3位指名を受けてシャーロット・ホーネッツに入団した期待のルーキー、ラメロ・ボール。NBA入りを果たす前から非凡なバスケットセンスの持ち主として注目を浴び、プレシーズンでも速攻からハイライトに残るノールックパスや見事なアシストを量産していた。
1月10日(現地時間9日)のアトランタ・ホークス戦では、史上最年少でのトリプルダブルを達成し、大きな話題となったラメロ。203センチとポイントガードとしては恵まれたサイズを持ち、優れたコートビジョンと的確なアシストが持ち味だ。3ポイントシュートも平均35.3パーセントを記録するなど攻撃面での成長も期待されており、ここまで11試合にベンチから出場して平均12.4得点7.0リバウンド6.0アシスト1.6スティールとオールラウンドな活躍をしている。
リーグ中がラメロの才能に驚く中、ダラス・マーベリックスのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)もコメントしたそうだ。『Clutch Points』が報じている。カーライルHCは「彼はエネルギッシュだ。とてもアンセルフィッシュだし、シュートの精度も良い」と語り、「彼の発火するかのような力に満ちたプレーは類稀なものだ」とルーキーを評価した。
現在ラメロは、出場した試合すべてがベンチからの出場となっており、その平均出場時間は25.3分。もし今後さらなる活躍によってコートに立つ時間が増え、そしてスターターに選出されればアベレージも伸ばしていくことだろう。シーズン序盤ですでに驚くべき記録を残した彼の成長を見届けていきたい。