ハーデンの大型トレードについてレブロンとデイビスが言及
1月14日(現地時間13日)、シーズン開幕前から噂されていたジェームズ・ハーデンのトレードが合意に達したと『ESPN』が報道。同選手はヒューストン・ロケッツからブルックリン・ネッツへと移籍し、ケビン・デュラントとカイリー・アービングとともに驚異的なビッグスリーを形成することとなるようだ。
ロケッツとネッツに加えて、インディアナ・ペイサーズとクリーブランド・キャバリアーズもこの大型トレードに加わり、注目株のビクター・オラディポがロケッツへ、また優秀なスウィングマンであるキャリス・ラバートはペイサーズへ移籍。リーグを震撼させるトレードが起きたわけだが、この件についてロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがコメントした。レイカーズの番記者であるライアン・ワード記者が報じている。
同日オクラホマシティ・サンダーとの試合に勝利したあと、インタビューに応じたレブロンは、「必要以上に反応はしていない。毎年トレードは起きるもの。僕はここで自分にできることに集中するだけだ。さらなる飛躍を目指すだけだよ」と、コメント。「今日こういったトレードが起きたわけだけど、それに気を取られることはない。今夜僕らには試合があったわけだしね」と、冷静に語っている。
デイビスもハーデンについて、「彼は自分の目指す場所へと向かった。そこでプレーしたがっていたんだ。僕らは彼がこれからどうなっていくのか注目していくさ」と話しており、「理屈の上では良く見える。彼らが実際にコートに立ってともにプレーすることになった時、果たしてどうなるのか。それをこれから見ていきたい」と、今後のネッツについてコメントを残した。
今季2連覇を狙うレイカーズにとって、優勝争いに加わってくるかもしれないライバルが新たに生まれれば、自然と反応は示すことだろう。しかしレブロンは極めてクールな態度を一貫し、デイビスも事実を受け入れた上でこれから起きることに注視しようとしている。果たしてネッツがこれからどのようなチームになるのか、成功していくのかどうかは、選手だけでなく多くのファンが注目していることだろう。