ブレイザーズの先発センター、ユスフ・ヌルキッチが右手首骨折により8週間の離脱へ

ヌルキッチが長期離脱することに[写真]=Getty Images

 4連勝と波に乗っていたポートランド・トレイルブレイザーズは、1月15日(現地時間14日、日付は以下同)にインディアナ・ペイサーズ戦に挑むも、試合の大部分でリードを許し、最終スコア87-111で敗戦。

 ペイントエリアにおける得点で28-62、リバウンド数でも49-58と主導権を握られてしまった。ブレイザーズはこの敗戦により、ウェスタン・カンファレンス6位の7勝5敗としている。

 だがこの試合でブレイザーズに1敗以上のショックが起こった。それは先発センターのユスフ・ヌルキッチが第3クォーターに右手首を骨折してしまい、最低8週間の戦線離脱となったからである。

 試合後のヌルキッチについて聞かれたデイミアン・リラードは「イライラしていたし、がっかりしていた。ちょっと悲しんでいた」と明かし、「この状況は、誰にでも起こり得ること」と話していた。

 ヌルキッチは一昨年の3月末、左足に大ケガを負い、昨季の第二幕でようやく復帰してブレイザーズのプレーオフ進出に貢献。今季も開幕から12試合をプレーし、平均23.3分9.8得点7.7リバウンド2.8アシストを残し、4試合で得点とリバウンドのダブルダブルをマークしていただけに、戦力ダウンを余儀なくされた。

 リラード、CJ・マッカラムというバックコートデュオは好調を維持しているものの、ヌルキッチはチーム第3の男として活躍していたことから、ブレイザーズは今後苦戦することも十分あるだろう。

 なお、ブレイザーズはビッグマンのザック・コリンズも左足首の疲労骨折のため戦線離脱中。今年1月中旬に復帰予定と報じられていたものの、昨年12月末に同箇所を再手術しており、復帰時期は未定。そのため、両選手の欠場期間はエネス・カンターとハリー・ジャイルズ、スモールボールではロバート・コビントンがセンターに回ってカバーすることとなる。

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