1月17日(現地時間16日、日付は以下同)に行なわれたアトランタ・ホークス戦。ポートランド・トレイルブレイザーズは112-106でホークスを振り切り、ここ6戦で5勝目を手にした。
ブレイザーズは先発センターのユスフ・ヌルキッチが右手首骨折で戦線離脱し、ハーフタイムでデイミアン・リラードに次ぐ第2の得点源CJ・マッカラムが左足を痛めたことでコートを去り、戦力ダウンの中で後半を迎えた。
だが59-66の7点ビハインドで臨んだ後半にリラードを中心にチームが一丸となって踏ん張り、ホークスを下すことに成功。今季戦績を8勝5敗としたブレイザーズは、ウェスタン・カンファレンス5位の座を堅持している。
ブレイザーズではリラードがゲームハイの36得点に7リバウンド7アシスト、ギャリー・トレントJr.が18得点、マッカラムが16得点、エネス・カンターが12得点15リバウンド3アシスト2スティール5ブロック、カーメロ・アンソニーが11得点、デリック・ジョーンズJr.が10得点9リバウンド2スティールをマーク。
「俺たちは後半に自分たちがやってのけた努力を誇りに思うべき。前半はあまり良くなかったから」と、リラードはチームとしての奮戦に手ごたえを感じていた。
先発センターとして出場したカンターはヌルキッチのケガについて「悲しいね。彼がやっていることはこのチームにとってきわめて大きなものだった。俺たちファミリーにおいて、大きな部分を占めていたんだ」と語るも、この日の働きぶりは見事だった。
一方、敗れたホークスではトレイ・ヤングが26得点7リバウンド11アシスト、クリント・カペラが25得点15リバウンド4ブロック、ディアンドレ・ハンターが15得点6リバウンド、ケビン・ハーターが13得点6リバウンド4アシストを残すも、ここ7試合で6敗目。
「タフな敗戦だ。相手は勝負どころでやるべきことを遂行したと思う。我々にとって痛かったのは、第4クォーターにおけるオフェンス面の遂行力が欠けていたこと。ディフェンス面については、選手たちがゲームのスピードを上げるべくいくつかいい仕事をしていたし、リラードからボールを手放そうとしていた。でも勝負どころで苦しんだ」。
ホークスのロイド・ピアースHC(ヘッドコーチ)はこの試合をそう振り返り、敵地モーダ・センターをあとにした。