キャブスに敗戦したものの、チームの雰囲気は前向き
1月21日(現地時間20日)、ブルックリン・ネッツはクリーブランド・キャバリアーズと対戦。この日個人的な理由で欠場し続けていたカイリー・アービングが出場し、ついにケビン・デュラントとジェームズ・ハーデンともにコートに立つことになった。
デュラントがジャンパーを沈めて、ハーデンが積極的に味方へとパスを回していく中で、アービングは3ポイントシュートやドライブ、フェイダウェイなど切れのあるショットを次々と沈める。しかしキャブスのコリン・セクストンが1度目の延長戦で同点の3ポイント、2度目の延長戦では1人で15得点を叩き出すなど目覚ましい活躍を披露。最終的にキャリアハイ42得点を記録したセクストン率いるキャブスにネッツは135-147で敗北した。
この試合で38得点12リバウンド8アシストを記録したデュラントは、「正しいと感じたし、完璧とも感じた。ともに戦えていることを実感できた」と、アービングとハーデンとプレーしたことについて試合後にコメント。「この旅はきっと面白いものになる」と前向きな姿勢だ。
復帰戦から37得点をマークしたアービングも「これから良い試合をしていけるだろう。素晴らしい夜になっていくはずだ」と語り、「次戦が楽しみだ」とこれからの心境を語ってみせた。またハーデンも21得点10リバウンド12アシストとネッツ移籍後2度目となるトリプルダブルを達成した。
今回は敗戦したとはいえ、シーズンが佳境へと入っていくのはまだこれから先だ。ネッツ指揮官であるスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、「毎晩が我々にとってプロセスでないといけない。新しいチームであるし、コートでは毎回アドバンテージを取れるようにする必要がある」とコメントしており、「ともに学んで成長をするためにも、練習であろうと試合であろうと前へと進むことだ」と、述べた。こうしてビッグ3がコートに揃ったネッツだが、最終的にどのようなチームになっていくのか注目していきたい。