ウッドとオラディポが欠場するも、ゴードンとカズンズの大暴れでマブスを撃破
1月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれたダラス・マーベリックス戦。ヒューストン・ロケッツはクリスチャン・ウッド(足首)、ビクター・オラディポ(休養)が欠場も、右膝の痛みで欠場していたジョン・ウォールが6試合ぶりに復帰。
同じサウスウェスト・ディビジョン同士の対決となったこの試合は、6本の長距離砲を沈めたエリック・ゴードンがシーズンハイの33得点、デマーカス・カズンズが28得点17リバウンド5アシストと爆発し、ロケッツが一度もリードを許さず133-108でマブスに完勝した。
23日のデトロイト・ピストンズ戦に続く2連戦だったものの、2連勝を飾ったロケッツのスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)は「コートの両エンドで完璧なゲームだった。特に2連戦の2試合目だったからね。本当に良いロードトリップだったよ」と選手たちを称えた。
ロケッツではゴードンとカズンズのほか、デイビッド・ヌワバが18得点、メイソン・ジョーンズが16得点、ケニョン・マーティンJr.が8得点6リバウンド3ブロック、ウォールが7得点8アシストをマーク。
もっとも、この日最も輝いていたのはカズンズではないだろうか。この試合を迎える時点で、30歳のビッグマンは平均6.1得点6.7リバウンド2.5アシストにフィールドゴール成功率26.3パーセント、3ポイント成功率23.7パーセントとショットに苦しんでいた。
だがこの日はオフェンシブ・リバウンドからティップショット、ポストプレーからダンクをたたき込んだだけでなく、3ポイントも綺麗にリングをくぐり抜けた。フィールドゴール15投中成功9本、3ポイント8投中成功4本、フリースローも7投中6本成功と、カズンズにとって今季ベストのパフォーマンスだったと言っていい。
「特筆すべきはショットのクオリティだね。彼は入念に3ポイントショットを磨いてきた。だからそのうちこんな日が来ると分かっていた。彼は今夜、それをやってのけたということ」と指揮官もビッグマンの活躍を喜んでいた。
一方のマブスではルカ・ドンチッチが26得点5リバウンド8アシスト、クリスタプス・ポルジンギスが15得点、ボバン・マリヤノビッチが15得点12リバウンド、トレイ・バークが13得点を残すも、連勝は2でストップしている。