2021.01.15

ハーデンを放出したロケッツが、ウォールとゴードン不在もスパーズ相手に競り勝つ

ロケッツのウッド(右)とスパーズのデローザン(左)[写真]=Getty Images
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 1月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツが敵地AT&Tセンターでサンアントニオ・スパーズと対戦した。

 14日に報じられた大型トレードで、ロケッツはジェームズ・ハーデンをブルックリン・ネッツへ放出し、複数の選手と将来のドラフト指名権を獲得。

 だがこの日はジョン・ウォール(左膝の痛み)、エリック・ゴードン(左足の痛み)が欠場。そのため、スティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)はベン・マクレモア、スターリング・ブラウン、ジェイショーン・テイト、PJ・タッカークリスチャン・ウッドをスターター起用。

 一方のスパーズは、デマー・デローザンが3試合ぶりに復帰し、デジャンテ・マレー、ロニー・ウォーカー4世、ケルドン・ジョンソンラマーカス・オルドリッジという本来の先発陣で臨んだ。

 ところが、結果はロケッツが第4クォーター終盤に逆転し、そのまま逃げ切って109-105で勝利。戦力ダウンの中で、ウェスタン・カンファレンスのライバル相手に貴重な白星を手にした。

「楽しかったよ。この試合は本当に最高だったね」とサイラスHCが振り返ったロケッツでは、ウッドが27得点15リバウンド3ブロック、ブラウンが23得点7リバウンド、テイトが13得点5リバウンド10アシスト2ブロック、タッカーが10得点6リバウンド、デマーカス・カズンズが9得点4リバウンドをマーク。

 NBLのシドニー・キングスから今季ロケッツにやって来たテイトは「僕らは前の試合(対ロサンゼルス・レイカーズ)の後にチームミーティングをしたんだ。そこで自分たちの身のほどを知ったのさ。だから今夜はこのチームの皆にとって証明すべきことがたくさんあったのさ」と語り、勝利を喜んだ。

 一方のスパーズでは、ジョンソンがゲームハイの29得点に6リバウンド、ウォーカー4世が16得点、デローザンが13得点6リバウンド7アシスト、デビン・ヴァッセルが12得点3スティール、オルドリッジが11得点、マレーが10得点8リバウンド7アシスト5スティールを残すも、勝利にはあと一歩及ばなかった。

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