ヒューストン・ロケッツは2月5日(現地時間4日)に行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦に115-103で勝利したことで、ここ8戦で7勝と好調をキープしている。
同日終了時点で、ウェスタン・カンファレンスは1位のユタ・ジャズ(17勝5敗)から14位のダラス・マーベリックス(9勝14敗)まで8.5ゲーム差という団子レースとなっており、ロケッツ(11勝10敗)は10位ながら、プレーオフ出場圏内まで0.5ゲーム差で、ここから浮上する可能性を十分に秘めていると言っていい。
だが今後に向けて気になるのはクリスチャン・ウッドのケガの具合。グリズリーズ戦の第3クォーター残り約8分にファストブレイクからステップを踏んだ際に右足首を痛めたビッグマンは、この3週間で同箇所を2度も痛めており、スティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)も試合後に「私には分からない。いい状態には見えなかった」と話しており、再び戦線離脱することが予想されている。
グリズリーズ戦ではジョン・ウォールが22得点8アシスト、エリック・ゴードンが20得点5リバウンド、ジェイショーン・テイトが19得点7リバウンド2ブロック、ダヌエル・ハウスJr.が13得点5アシスト3スティールを記録したものの、この試合で17得点7リバウンドを残したウッドが不在となれば、戦力ダウンしてしまうことは否めない。
今季17試合に出場して平均31.2分22.0得点10.2リバウンド1.5ブロックを記録する25歳のビッグマンは、得点、リバウンド、ブロックでチームトップの数字を残しているだけに、足首のケガを完治させたいところだ。