2月6日(現地時間5日)、トロント・ラプターズはブルックリン・ネッツと敵地で対戦。ノーマン・パウエルが序盤に連続でショットを決めると、ラプターズは試合の主導権を握っていく。カイル・ラウリーがプルアップジャンパー、パスカル・シアカムもレイアップを決めていくなかで、渡邊雄太は第1クォーター残り1分12秒にシアカムとの交代でコートへと立った。
この日渡邊はなかなかシュートチャンスに恵まれなかったが、第2クォーターからディフェンスに専念。ボックスアウトで体を張り、守備のローテーションを維持しつつも、ランドリー・シャメットやジェームズ・ハーデンのショットをコンテスト。しかしネッツのジョー・ハリスの3ポイントシュート、デアンドレ・ジョーダンのダンク、カイリー・アービングのジャンパーなどで点差を詰められ、スコアを67ー63とラプターズがややリードした形でハーフタイムに。
後半はハリスの3ポイントで逆転を許すラプターズ。しかしこの日得点で存在感を発揮したシアカムが、フリースローを確実に沈めていくなどチームをけん引。渡邊も第3クォーター残り4分7秒にパウエルとの交代でコートへ戻ると、スイッチディフェンスでハーデンのドライブに対応した。ラプターズは2点リードで最終クォーターへ。
接戦となった試合展開では、ネッツのハーデンが果敢にアタックをし、さらにジェフ・グリーンの3ポイントやハリスのジャンプシュートをアシスト。しかしラウリーがステップバックジャンパー、ドライビングレイアップ、3ポイントで食らいつき、終盤に流れに乗ったラプターズが123ー117と試合に勝利した。
ラプターズはシアカムが33得点11リバウンド6アシスト、ラウリーが30得点5リバウンド7アシスト、パウエルが18得点5リバウンドを記録。この試合で10分2秒出場した渡邊は1リバウンド1スティールをマークした。
敗れたネッツはハリスが19得点5リバウンド、ハーデンが17得点7リバウンド12アシスト、アービングが15得点5リバウンド5アシスト、グリーンが15得点を記録した。