2月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはシャーロット・ホーネッツを138-121で下し、ここ15戦で14勝目をあげた。
リーグトップの18勝5敗としたジャズでは、ボーヤン・ボグダノビッチが7本の3ポイント成功を含む31得点に7リバウンド5アシスト、ドノバン・ミッチェルが30得点5アシスト、マイク・コンリーが16得点、ジョーダン・クラークソンが15得点、ルディ・ゴベアが12得点15リバウンド4ブロック、ジョー・イングルズが10得点11アシストをマーク。
ボグダノビッチは「相手はスモール(ラインナップ)でプレーしていた。だからスウィッチしてきたんだ。それで僕らにオープンの3ポイントを与えてくれたのさ。僕らのポイントガード陣はペリメーターで僕らを見つけてくれた。最高の仕事をしていたよ。でもすべてはディフェンスから。しっかりとガードしたからこそ、走ってトランジションの3ポイントができたんだ」と振り返る。
もっとも、この試合でゲームハイの得点をたたき出したのはミッチェルでも、ボグダノビッチでもなく、ホーネッツのルーキー、ラメロ・ボールだった。
昨年のドラフト1巡目3位でホーネッツ入りした魅惑の司令塔は、フィールドゴール成功率51.9パーセント(14/27)、3ポイント成功率44.4パーセント(4/9)を含むキャリアハイの34得点に8アシスト2スティールの大暴れ。
これには相手チームのミッチェルも「彼は本物だ」と切り出し、ボールについてこう称賛していた。
「嘘を言うつもりはない。僕はすごく感動したよ。彼のプレーメイキング能力や競争心だけでなく、楽しんでいることにもね。ゲームの中で、彼の笑顔を見たのは一度だけじゃないと思う」。
ボグダノビッチも「彼はすごいね。ピック&ロールから僕らを本当に痛めつけていたよ。彼にはこのリーグですばらしい未来がある」と絶賛。リーグ屈指の堅守を誇るジャズを相手に見せたルーキーの活躍は、一際大きなインパクトを放っていた。
ホーネッツは7日終了時点でイースタン・カンファレンス9位の10勝13敗。8日はホームでワシントン・ウィザーズ戦が控えており、この試合でも新人ボールのパフォーマンスは必見だ。