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1月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ユタ・ジャズ戦は、ステフィン・カリーがレギュラーシーズンにおける通算3ポイント成功数でレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ/2560本)を抜き、歴代2位の2562本に到達したことで大きな話題となった。
もっとも、試合自体はジャズが最大40点差をつける圧勝劇を見せ、127-108でウォリアーズを下し、破竹の8連勝を飾った。
前半に成功させたフィールドゴール28本のうち18本をアシストで決めており、ターンオーバーはわずか4本。試合全体で28アシスト(ターンオーバーは16本)まで伸ばしている。
この試合で23得点6アシストを記録したドノバン・ミッチェルは「僕らが本当に大好きなこと。このチームとしてもスペシャルなことなんだ。僕らは皆、エキストラパスを決めるのが大好きなのさ」と語り、チームの充実ぶりを表現していた。
大敗を喫したウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)もジャズについて「ユタはオフェンスを美しい形で遂行している」と舌を巻いており、『The San Francisco Chronicle』のコナー・レトーノウ記者へこう話していた。
「あのチームは3、4年前の我々の位置にいる。彼らは長い間、いいチームを築いてきた。選手たちは互いのことをよく理解している。だからこそ、やるべきことを美しく遂行できている」。
カーHCが比較対象に挙げたのは、カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンにケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)が在籍していた当時のことだろう。2017、18年に2連覇したウォリアーズは、美しいボールムーブから高確率なショットを沈め、チームとして見事なディフェンスも見せていた。
ジャズにはミッチェルとルディ・ゴベア、ジョー・イングルズという主軸がおり、ベテランのデリック・フェイバーズが2シーズンぶりに復帰。在籍2年目のマイク・コンリー、ボーヤン・ボグダノビッチ、ジョーダン・クラークソンもチームにフィットしており、生え抜きのロイス・オニールもスターターに定着。コアメンバーを中心にチームケミストリーを醸成させている。
ただし、ジャズが当時のウォリアーズと同評価を得ることはさすがに時期尚早。ここ4シーズン連続でプレーオフに進んでいるとはいえ、カンファレンス・ファイナルまでは勝ち進んでおらず、ここ2シーズンはいずれも1回戦敗退に終わっているからだ。
それでも、今季のジャズはここまでウェスタン・カンファレンス3位の12勝4敗と、上々の成績を残している。レギュラーシーズン後半戦でもチーム力を高めていけば、プレーオフでも好戦績を残す可能性は十分ありそうだ。
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