ニックスとピストンズでトレード合意、デリック・ローズがシボドーHCと再び共闘へ

ローズは恩師シボドーHCが指揮するニックスへ[写真]=Getty Images

 2月8日(現地時間7日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスとデトロイト・ピストンズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』が報じた。

 ニックスはデニス・スミスJr.と2021年のドラフト2巡目指名権を放出し、ピストンズからデリック・ローズを獲得するという、ポイントガード同士のトレードとなった。

 ローズはキャリア12年目のベテランで、今季はここまで15試合全てにベンチスタートとして出場し、平均14.2得点1.9リバウンド4.2アシスト1.2スティールを記録。今季からニックスで指揮を執るトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)の下では、シカゴ・ブルズとミネソタ・ティンバーウルブズでプレーしてきた経験を持つ。

 ニックスは8日終了時点でイースタン・カンファレンス8位の11勝14敗と健闘。平均104.1失点はリーグ最少で、ディフェンシブ・レーティングでもリーグ6位の108.5という好成績を残している。

 その一方、平均102.7得点はリーグワースト、オフェンシブ・レーティングもリーグ25位(107.0)と下位に沈んでおり、ローズはオフェンス面の起爆剤として期待されていると言っていい。

 なお、ピストンズが獲得したスミスJr.は、キャリア4年目のガード。今季はここまで3試合の出場で、平均3.0得点1.0アシスト1.0スティールと、軒並み自己ワーストの成績に終わっていた。新天地ピストンズで心機一転を図りたいところだ。

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