2021.03.19
今季開幕前、ニューヨーク・ニックスは組織改革に着手した。大手代理人事務所でバスケットボール部門の共同代表を務めていたレオン・ローズを、新球団社長として招へい。またボストン・セルティックスではアシスタントコーチとして優勝を経験し、シカゴ・ブルズとミネソタ・ティンバーウルブズで指揮官を務めたやトム・シボドーがヘッドコーチとなった。こうして新体制となったニックスだが、コートではとある選手の活躍ぶりが注目されている。
ニックスでスターターに名を連ねているジュリアス・ランドルは、今季ここまで平均23.1得点12.0リバウンド7.4アシストと、いずれもキャリアハイの数字をマーク。特にアシストは昨季の3.1本の2倍以上の数字を記録しており、今季はインサイドでディフェンスを引きつけながら、味方のショットへつなげる場面も散見される。オールラウンダーとして覚醒しつつある彼だが、ランドルのトレーナーであるタイラー・レルフがその理由について語ったそうだ。『New York Post』が報じている。
時間はさかのぼって2019-20シーズン、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響でレギュラーシーズンが中断した際、3月にランドルは一度故郷へ帰還した。彼は10年以上ともにワークアウトをしているレルフとともに、ルーチンドリルやコンディショニングを行った。身体を絞りながらシーズンにいつでも戻れるように準備に励んでいたという。しかしプレーオフ進出の可能性がすでに絶たれていたニックスはシーズン第二幕には参戦できず、それはランドルの闘争心を大いに駆り立てたそうだ。「シーズンが再開されたなかで、ほかの選手たちは戦っているのに彼はそこに参加できないだって?それこそが彼の怒りを駆り立てた」と、レルフは語る。
それから2人は朝の6時に起きると、おもにフットワークとジャンプシュートに取り組んだそうだ。レルフいわく、時に休憩を取らないで90分間ずっと練習を続けたこともあったそうだ。「彼は休みたいと思っていたかもしれない。けれどそうしなかった。それを毎日だ」と話す。事実このワークアウトによって、今季ランドルはフィールドゴール平均48.5パーセント、3ポイントシュートは34.4パーセントを記録し、フリースローは77.8パーセントとキャリアハイをマークしている。
1月9日(現地時間8日)の時点でニックスは戦績5勝4敗を記録。そのなかには3連勝も含まれており、きっと躍進しているランドルの活躍がチームにポジティブさをもたらしているはずだ。リーグ屈指のフランチャイズ球団は本格的な再建の道を歩みだしているが、近い将来彼がチームにおいて重要な選手になっていくのかもしれない。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2021.03.19
2021.02.21
2021.02.19
2020.12.31
2020.07.12
2019.12.31