2月24日(現地時間23日、日付は以下同)終了時点で、ユタ・ジャズは25勝6敗でリーグトップを堅持しており、ここ10戦で見ても9勝1敗と大きく勝ち越している。
ロースターには2年連続でオールスター入りを飾ったドノバン・ミッチェル、ルディ・ゴベアという格がおり、その周囲をジョー・イングルズやボーヤン・ボグダノビッチ、ロイス・オニール、ジョーダン・クラークソン、デリック・フェイバーズといった有能な選手たちが固めている。
そして在籍2年目となった司令塔マイク・コンリーもジャズで重要な役割を担うベテランだ。33歳のコンリーは、今季ここまで25試合に出場して平均16.4得点3.4リバウンド5.6アシスト1.4スティールを残し、3ポイントは成功率(41.2パーセント)、成功数(平均2.8本)といずれも自己最高の数字を残している。
24日に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、今季終了後に制限なしフリーエージェントとなるコンリーはこう話していた。
「ユタは僕のことを捕まえたんだ。最近、そのことを妻とも話していたんだ。僕らはここが大好きでね。このチームが今のプレーをしている限り、僕がどこか他のチームへ行くとは思えないね。オフシーズンにどうなるか見てみるよ。その時になれば、間違いなくたくさんしゃべることになるだろうから」。
今季の最終着地点がどこになるかはまだ分からないものの、ジャズの主要メンバーはコンリーを除いて全員来季も契約下におり、今夏にフロントは再契約すべく交渉していくことが予想されている。
コンリーは「でもね。このチームのプレーはものすごくユニークなんだ。それにコートの両エンドで僕らがやりたいことをチームの皆が持ち込んでいる」とジャズに愛着を感じているという。
来季からミッチェルとゴベアの超巨額契約がスタートするだけに、コンリーが来季もジャズでプレーするかどうかは、金銭面の折り合いがつくかがカギとなりそうだ。