2月25日(現地時間24日、日付は以下同)のデトロイト・ピストンズ戦。ニューオーリンズ・ペリカンズは128-118で勝利し、2連勝を飾った。
この試合ではザイオン・ウィリアムソンがゲームハイの32得点に6リバウンド5アシスト、ブランドン・イングラムが27得点7リバウンド8アシストと両輪が活躍。さらにスティーブン・アダムズが14得点15リバウンド3アシスト2ブロック、ロンゾ・ボールが12得点6リバウンド8アシスト3スティール、エリック・ブレッドソーとジョシュ・ハートがそれぞれ11得点と続いた。
24日にオールスターのリザーブ入りが決まったザイオンについて、フロントコートでコンビを組むセンターのアダムズは「間違いなくすごい才能を持った、超スキルのある選手」と評し、「(彼には)オールスターゲームへ出場するよりも、もっと大きなゴールがいくつもあるかって? きっと彼にとってはステップアップするための足がかりじゃないかな。もちろん、彼にとってはまだ何も終えていないだろうけどね」とコメント。
イングラムも「彼は世代を代表するタレントの持ち主。何かが違うんだ。そしてエキサイティングにさせるような男」とチームメートを評した。
ザイオンが選ばれた一方で、昨季オールスター入りしてMIP(最優秀躍進選手賞)にも選出されたイングラムは、今季も昨季と同等の個人成績を残していたものの、リザーブから落選。
「僕はそのことをモチベーションとして受け止めるよ。個人としてもっとうまくならないと。それにもし疑問視されていたのなら、自分が十分な活躍ができていなかったということだと思う。もっと勝利を手にする必要がある」。
オールスター落選についてそう振り返ったイングラムはまだ23歳。今年は球宴入りを逃したものの、ペリカンズの主砲として多くの勝利をもたらすことで、今後オールスターへと返り咲く可能性は十分あるだけに、レギュラーシーズン後半戦に向けた発奮材料にして大暴れしてほしいところだ。