サンアントニオ・スパーズに所属するラマーカス・オルドリッジがトレードされるようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。
スパーズのグレッグ・ポポビッチヘッドコーチは『ESPN』に対し、「彼の新しい職場を探すことで双方が合意した。彼は私たちが求めたことをすべてやってくれたので、彼が望むことを私たちもしたいと思う」とコメント。オルドリッジのトレードを示唆した。
2006年にポートランド・トレイルブレイザーズでキャリアをスタートされたオルドリッジは、トレイルブレイザーズで9シーズン過ごしたのち、2015-16シーズンにスパーズと契約。巧みなポストプレーから得点を量産し、スパーズではオールスターに4回、オールNBAセカンドチームに2回、オールNBAサードチームに1回選出された。今シーズンは、21試合の出場で1試合平均13.7得点4.5リバウンド1.7アシストをマーク。得点、リバウンドはスパーズ移籍後ワーストとなる成績を記録している。
オルドリッジの今シーズンのサラリーは2400万ドル(約26億円)。35歳という年齢と高額のサラリーを考えると、トレード先を探すことに苦労しそうだが、ウォジナロウスキー記者によると「来週中にもトレード先が見つかりそうで、バイアウトに向けた動きはない」とのこと。どこへトレードされるのか、今後の動向に注目したい。