大差から見事に逆転を果たしたホークス
3月12日(現地時間11日)、アトランタ・ホークスはトロント・ラプターズと対戦し、121ー120で勝利。最終クォーター残り6分35秒の時点で15点ビハインドを背負っていたホークスだったが、そこから怒涛の追い上げをみせて大逆転勝利を収めた。
この勝利に大きく貢献したトレイ・ヤングは、終盤に重要なフリースローや3ポイントシュート、2点差に迫るレイアップをねじ込むなど37得点5リバウンド6アシストをマーク。またトニー・スネルが逆転勝利となる3ポイントのブザービーターを決めた際、ヤングはドライブでマークマンを引きつけると、フリーになっていたスネルを見つけてパスをつなげた。
ホークスの指揮官であるネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)は「トレイがディフェンスを引きつけたことで、彼自身はオープンではなくなっていた。だからチームメートを信じてキックアウトをした。そしてトニーは見事に3ポイントを決めてくれたよ」と、コメントしている。ホークスはほかにもダニーロ・ガリナーリが20得点5リバウンド、ケビン・ハーターが19得点4リバウンドを記録した。
一方リード拡大しながらも、ゲーム終盤に逆転を許してしまったラプターズ。ノーマン・パウエルはチームハイの33得点を記録したが、「僕らはヤングにやりたいようにさせてしまった。だからほかの誰かがショットを決めるように仕向けていたけれど、彼らは見事に試合をひっくり返したね」と語る。ラプターズはほかにクリス・ブーシェーが29得点9リバウンド、カイル・ラウリーが17得点をマーク。渡邊雄太は約8分間出場し、3ポイント1本を決めて3得点を記録した。