3月12日(現地時間11日、日付は以下同)に行なわれたサクラメント・キングス戦を105-125で落としたことで、ヒューストン・ロケッツは泥沼の14連敗となった。
昨季まで8シーズン連続でプレーオフに進出していたウェスタン・カンファレンスの強豪は、今季ここまでウェスト14位の11勝24敗となり、プレーイン・トーナメント出場圏内にいる10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(19勝19敗)とのゲーム差も6.5まで開くことに。
さらに、13日になってエリック・ゴードンが鼠径部の張りにより4~6週間の戦線離脱、PJ・タッカーがロケッツのラインナップから外れることになると『ESPN』が報道し、さらなる痛手。
ゴードンはロケッツ在籍5シーズン目のシューティングガード。今季はここまで平均29.2分17.8得点2.1リバウンド2.6アシストを残していたものの、ケガのため最大4月末まで欠場することが濃厚に。
一方のタッカーは、今季終了後に制限なしフリーエージェントとなるチーム在籍4シーズン目のベテラン。今季は平均30.0分4.4得点4.6リバウンド1.4アシストを残していたが、タイトル・コンテンダーへトレードされていないことにフラストレーションを感じているという。
同メディアによると、ロケッツはタッカーを絡めたトレードについて、ロサンゼルス・レイカーズやマイアミ・ヒート、ブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックスと話し合いをしており、今月26日のデッドラインまでにトレードが成立する見込みのようだ。
ウェスト14位と低迷しているロケッツだが、近年プレーオフで戦い続けてきたゴードンやタッカーは、プレーオフ進出を目指すチームや優勝を狙うチームにとっては魅力的なだけに、今後どのような動きを見せるのかは気になるところだ。