3月26日(現地時間25日、以下同)に迎えるトレードデッドラインに向け、各球団の動きが活発になりつつあるが、オーランド・マジックに所属するアーロン・ゴードン獲得に興味を示しているチームが複数あるようだ。米各メディアが報じている。
ゴードン獲得に興味を持っていると報道されたのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、デンバー・ナゲッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ヒューストン・ロケッツ、ダラス・マーベリックスの6チーム。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によるとウルブズとトレイルブレイザーズは、すでにマジックとゴードンについての話し合いを持ったといい、特に獲得へ興味を示しているという。
ウォリアーズ、ナゲッツ、ロケッツ、マーベリックスが獲得に興味を示していると報じた『Bleacher Report』は、ロケッツがジェームズ・ハーデン絡みのトレードでゴードンを獲得しようと試みたが実現できず、その代わりにビクター・オラディポを獲得したと報じている。ロケッツは依然としてゴードンを狙っているようで、オラディポとのトレードを模索しているとのこと。また、ナゲッツはボル・ボルを中心としたトレード、マーベリックスはドワイト・パウエルを含める案、ウォリアーズがアンドリュー・ウィギンスを差し出すトレードを画策しているとも報じている。
マジックはジョナサン・アイザックとマーケル・フルツが大ケガで今季絶望となっているほか、エバン・フォーニエら複数の選手がケガで欠場を余儀なくされており、今シーズンはここまで13勝26敗。東地区14位と成績不振にあえいでいる。東地区は混戦が続いているためマジックにも十分チャンスがあるが、ゴードンを放出して若手選手とドラフト指名権を獲得し、未来へ賭けるのも一手。NBA屈指のダンカーは果たしてトレードされるのか。今後の動向に注目したい。