3月19日(現地時間18日)、ニューヨーク・ニックスはホームのマディソン・スクエア・ガーデンでオーランド・マジックと対戦し、大接戦の末に94-93で白星を挙げた。
チームトップの21得点に加えて10リバウンドとダブルダブルを達成したアレック・バークスもさることながら、最も勝利に貢献したのは18得点10リバウンド17アシストとトリプルダブルを達成したジュリアス・ランドルだろう。
ランドルは試合序盤から次々と味方にパスを供給し、第1クォーターだけで7アシストをマーク。続く第2クォーターは中盤に1点ビハインドの状況でベンチからコートに戻ると、わずか1分程度の間に3アシストを記録してスコアを逆転させた。
後半も開始4分の間にアシストで味方の3ポイントを4本生み出してリード拡大に貢献。第3クォーターだけで10得点を挙げるなど、自らもスコアを伸ばして見せる。終盤にはレジー・ブロックの3ポイントをアシストし、勝負所で連続得点も記録。抜群の存在感でチームを勝利に導いた。
この試合で今シーズン3度目のトリプルダブルを達成したランドル。「NBA.com/Stats」によると、ニックスの選手が1シーズン中に3度以上のトリプルダブルを記録するのは、1980-81シーズンのマイケル・レイ・リチャードソン(元ニックスほか)以来のことだという。なお、リチャードソンは同シーズンで7度のトリプルダブルを記録。ランドルが今後どこまで記録を伸ばせるか注目だ。
👏 @J30_RANDLE dishes out a career-high 17 dimes in the @nyknicks thrilling win!
18 PTS | 10 REB | 17 AST pic.twitter.com/38AvLX5i5j
— NBA (@NBA) March 19, 2021