レブロンの離脱により、方向転換が必要になったレイカーズ
3月21日(現地時間20日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズがアトランタ・ホークスと対戦した際、アクシデントが起きてしまった。ルーズボール争いに参加したレブロン・ジェームズが右足首を負傷したのだ。その後、レブロンは3ポイントシュートを決めてみせたが、結局試合途中にロッカールームへと下がり、クラブから重度の捻挫で無期限の離脱となることが発表された。
2連覇を目指すレイカーズにとって、アキレス腱とふくらはぎの故障から復帰できていないアンソニー・デイビスに加えて、レブロンも欠場となると極めて大きな打撃となる。オールスター後は調子を上げて4連勝していただけに、平均25.4得点7.9リバウンド7.9アシストを記録しているレブロンの離脱は、今シーズン最大の試練に直面することを意味するだろう。
一夜明けて22日、レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、フェニックス・サンズ戦を前にインタビューに応じた。『USA Today』のマーク・メディーナ記者によると、ボーゲルHCは「回復にはしばらく時間が必要だ。ゆっくりと時間をかけることになる。無期限離脱することを想定して、我々は準備に励んでいく」とコメント。なお、どれだけの期間欠場するかは明かされていない。
またレイカーズ番記者のヨヴァン・ブーハ記者によれば、レブロンのケガがチームの今後のトレードやバイアウト市場での動き方に影響を与えると、ボーゲルHCはコメントしたそうだ。『SB Nation』では26日のトレードデッドラインに向けて、レイカーズはガード獲得に向けて他球団と協議をしており、さらにクリーブランド・キャバリアーズのアンドレ・ドラモンドがバイアウトされれば、獲得を狙っていくという。
そして同メディアによれば、レイカーズは2度目の10日間契約を結んでいたデイミアン・ジョーンズと契約を更新しないという。予期せぬアクシデントに見舞われたレイカーズ。今後はこの緊急事態を打開するために、ロスター編成を行っていくことだろう。