3月26日(現地時間25日)、ワシントン・ウィザーズはアウェイでニューヨーク・ニックスと対戦。ブラッドリー・ビールの3ポイントシュートからオープニングを切ったウィザーズは、前半からオフェンスのリズムをつかんでいく。攻撃的なビールに続き、ギャリソン・マシューズも3ポイントにダンクを決めてリードを拡大。ディフェンスでもラッセル・ウェストブルックが豪快なブロックショットを披露するなど、60-45と15点ものリードを奪ってハーフタイムとなる。
後半に入ってからもウィザーズのペースは緩まない。トランジションではマシューズのコーナースリー、八村塁のドライブからのダンクなどが決まり、アレックス・レンはオフェンスリバウンドからショットを沈めた。また八村はRJ・バレット相手に1対1を仕掛けてシュートを決め、依然として2ケタリードを保っていた。
しかし最終クォーターを迎えると、ニックスの爆発的なオフェンスでウィザーズは一気に追い込まれていくことになる。バレットはドライブで自らおとり役になると、ゴール下でフリーになったタージ・ギブソンのダンクをアシスト。アレック・バークスも3ポイント、バスケットカウントを成立させ、試合時間残り4分45秒にはバレットのフリースローで91-91と同点に。さらにエマニュエル・クイックリーの3ポイントやジュリアス・ランドルのターンアラウンドフェイダウェイが決まり、ニックスの猛攻は続いた。
ビハインドを背負ったウィザーズも、負けじとビールがオフェンスリバウンドからショットをねじ込む。だが残り時間29.2秒に八村とマッチアップしたランドルがベースライン沿いのジャンプシュートをヒット。ウィザーズはビールとマシューズの3ポイントで2点差まで追い上げたものの、最後はニックスのバークスが落ち着いてフリースロー2本を沈めて、102-106とウィザーズは敗れた。
第4クォーターで39得点を記録し、見事逆転勝利したニックス。バークスが27得点6リバウンド、バレットが24得点10リバウンド5アシスト、クイックリーが16得点6リバウンド、ランドルが13得点をマークした。
この敗戦で3連敗となったウィザーズは、ビールが26得点9アシスト、八村が21得点9リバウンド、ウェストブルックが13得点18リバウンド9アシストを記録した。
■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 102-106 ニューヨーク・ニックス
WSH|25|35|18|24|=102
NYK|20|25|22|39|=106